リョクエンハイブリットインバーター パラメーター管理アシストツール

LVYUAN ハイブリッドインバーター パラメーター管理ツール 使い方ガイド(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP 対応)
LVYUAN ハイブリッドインバーター
パラメーター管理ツール 使い方ガイド
初心者向け 操作マニュアル · 対応3機種:HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP
HSI3000U(3kW-24V) HSI5000U(5kW-48V) SPI-10K-UP(10kW-48V)
⚠ 自己責任にてご自由にお使いください
パラメーター管理ツールはこちらから入手できます
インストール不要 · ブラウザで開くだけで動作 · 3機種すべてに対応
完全オフラインで動作 · 保存データはお使いの端末内(ブラウザのローカルストレージ)にのみ保存されます
⬇ ツールをダウンロード inverter-manager.html
※ 本ツールは補助ツールであり、お使いの結果について制作者は一切の責任を負いません。
すべてご自身の判断と責任のもとでご利用ください。

!ご使用前に必ずお読みください

本ツールは「補助ツール」です。
本ツールは、LVYUAN製ハイブリッドインバーター(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP の3機種)のパラメーター設定を記録・管理・計画するための補助ツールです。インバーター本体とは直接通信しません。実際のパラメーター変更は、必ずインバーター本体の液晶パネルから手動で行ってください。
自己責任でのご使用をお願いいたします。
本ツールの使用によって生じたいかなる損害(インバーターの故障、バッテリーの損傷、設定ミスによる事故、データの消失、その他一切の損害)についても、制作者は一切の責任を負いかねます。ご自身の判断と責任において、ご自由にお使いください。
完全オフライン動作 — 保存データはその端末にローカル保存されます。
本ツールはインターネット接続不要の完全オフラインで動作するローカル動作ファイルです。サーバーやクラウドへは一切データを送信しません。設定データはお使いの端末のブラウザ内(ローカルストレージ)にのみ保存されるため、保存したデータはその端末・そのブラウザでのみ有効です。他の端末やブラウザからはアクセスできません。端末間でデータを共有するには JSON出力によるバックアップファイルの受け渡しが必要です。
  • 本ツールは LVYUAN(リョクエン)社の公式製品ではありません
  • 元の取扱説明書は LVYUAN(リョクエン)公式サイトから検索のうえご参照ください。本ツール内蔵の取説は要約・参考用です
  • インバーターの設置・配線作業は必ず専門資格を有した専門業者に依頼してください
  • パラメーターの変更は、取扱説明書を十分に理解した上で行ってください
  • 機種ごとに対応する電圧・電流・容量が異なります。必ずお使いの機種を選択した上でご利用ください
  • ブラウザのデータ削除やキャッシュクリアで保存データは消失します。大切な設定は必ず JSON出力でバックアップしてください
  • ツールのアップデートや不具合修正の保証はありません

💬なぜこのツールを作ったのか — 開発の経緯

👨‍🔧 制作者の経歴 — これまで携わってきた現場
⚡ 高圧電気工事 6,600V 高圧受変電設備 の電気工事に従事した経験
🏠 屋内配線工事 住宅・店舗等の屋内配線工事に従事した経験
🌐 ネットワークインフラ工事 LAN配線・光回線・ルーター/スイッチ設置などネットワークインフラ構築工事に従事した経験
📷 防犯カメラ工事 店舗・住宅・施設向けの防犯カメラ設置工事(配線・録画機・遠隔閲覧)に従事した経験
🔌 ハイブリッドインバーター 商用併用・完全オフグリッド構成で 計8例ほどの設置工事実績
高圧から低圧、配線から通信まで — 現場で「電気・ネットワーク」と向き合ってきた実体験がベースになっています

これまで 6,600V 高圧電気工事屋内配線工事ネットワークインフラ工事防犯カメラ工事 など、電気と通信の現場に幅広く従事してきましたが、「安定したオフグリッド運用」は、それらとはまったく別の難しさと、奥の深さを感じています。商用電源という後ろ盾がない中で、PV・蓄電池・インバーターのバランスを取り続ける必要があるため、機械的な配線スキルだけでは到底足りない領域です。

そんな中、ハイブリッドインバーターの設置工事を これまで8例ほど 経験してきました。商用電源との併用システム完全オフグリッド運用 など、構成も用途もさまざまでしたが、共通して苦労したのが 「パラメーターの一元管理」 でした。

機種・現場ごとに設定値が異なり、予期せぬエラーが出るたびに「あの時どう設定したか」を遡る必要がありましたが、毎回 手書きメモ での対応では、「なぜその値に変更したのか?」 という理由まで残せず、現場ごとに管理にばらつきが出てしまっていました。

そこで、すべての設定を 印刷したり、手元のスマートフォンに残しておけば、いつでも・どこでも・すぐに確認できる 仕組みを整えることにしました。実際にこのツールで運用を始めてからは、劇的に安定した運用 ができるようになりました。

本来は自分自身のためだけに作るつもりでしたが、せっかくなら同じように悩んでいる方に少しでも届けば、という思いで、約1年7か月かけて ここまで形にしました。完璧ではありませんが、現場での実体験と運用のなかで磨かれた「使える補助ツール」として、ご活用いただければ幸いです。

また、ネットワークインフラ・防犯カメラなど 「電気+通信」の現場経験 は、後述の 「今後の開発計画」 で構想している IoTデバイス統合プラットフォーム の素地にもなっています。電気・通信・センサー・記録 — これらをつなげて暮らしを支える仕組みを目指しています。

💬 制作者からのメッセージ
⚠ 間違えれば
取り返しのつかない
事故につながる
バッテリー損傷・火災・感電
機器破損・データ消失
✓ 正しく運用すれば
生活インフラそのものを変え
豊かな人生が送れる
電気代削減・停電に強い暮らし
持続可能なライフスタイル
◆ だからこそ「正しく・記録に残しながら・継続して」運用することが大切です ◆
本ツールは、その第一歩を支えるための補助ツールです
📊 ツール導入前後の運用比較
項目 ⚠ 導入前(手書きメモ運用) ✅ 導入後(本ツール運用)
記録方法 紙メモ・走り書き 画面で一覧管理 / 印刷 / PDF保存
変更理由の追跡 残らない・思い出せない バージョン履歴で残る・備考も入る
現場間のばらつき 大きい(属人的) JSON共有で統一可能
エラー対応速度 遅い(現場で再確認) スマホで即座に確認
設定ミス検出 起動後に判明することも バリデーションで事前検出
運用安定度 ばらつきあり 劇的に安定
8例の現場経験 × 約1年7か月の開発期間で形になりました
このツールが役立つ方
◆ ハイブリッドインバーターの初期設定で迷っている方
◆ 設定変更の履歴を残したい方
◆ 複数現場・複数台の設定を統一管理したい方
◆ 過去の設定を遡って「なぜこうしたか」を確認したい方
◆ 紙メモ運用に限界を感じている施工業者・DIY運用者の方

1このツールとは

LVYUAN ハイブリッドインバーター パラメーター管理ツール」は、LVYUAN製ハイブリッドインバーター 3機種(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP) の設定パラメーターをパソコンやスマートフォンの Web ブラウザ上で管理するためのツールです。

インバーター本体の液晶画面で一つずつ操作するパラメーターを、一覧表示でわかりやすく整理し、設定値の記録・比較・バックアップが簡単にできます。1つのツールで3機種すべてを切り替えながらお使いいただけます。

📊 ハイブリッドインバーターのシステム構成(共通)
ソーラーパネル PV入力
商用電源 AC入力
ハイブリッド
インバーター 本体(電力制御)
🔋 蓄電池 充放電
🏠 家電・負荷 AC出力
PV(太陽光)と商用電源を入力に、蓄電池と家電を出力につなぐ「電力のハブ」が ハイブリッドインバーターです
📍 本ツールの位置づけ(インバーター本体とは通信しません)
本ツールが行うこと 手段 本ツールが行わないこと
パラメーター値の記録・管理・計画 ブラウザ画面 ❌ インバーター本体への
自動書き込み
(実機反映は液晶パネルから手動)
設定値の矛盾チェック(バリデーション)自動
複数台・複数機種の横断管理タブ切替
JSON / CSV / MD でバックアップ・出力ファイル出力
📚 完全オフライン動作 · ローカル保存
本ツールはインターネット接続なしで動作するオフラインツールです。入力した設定データはサーバーには一切送信されず、お使いの端末のブラウザ内(ローカルストレージ)にのみ保存されます。プライバシー面でも安心してご利用いただけます。
なお、ローカル保存のため、別の端末・別のブラウザでは保存データを共有できません。端末間でデータを移すには JSON出力ファイルを使ってください。

主な機能

🛡

3機種対応

HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP の3機種を画面上の選択メニューで切り替え

個別パラメーター設定

各機種の全パラメーターをわかりやすいフォームで設定・記録できます

📊

複数台一括管理

最大10台までのインバーターを1つの画面で管理・比較できます

🔍

トラブル診断

症状・原因・対処法をキーワードで素早く検索できます

おすすめプリセット

使用シナリオに合った推奨設定を一括で適用できます

💾

データの保存・出力

JSON / CSV / Markdown 形式での出力・読込に対応

設定値の自動チェック

機種ごとの仕様に基づいた電圧チェーンの矛盾チェックが自動で行われます

📁

バージョン履歴

過去の保存内容に戻れる履歴機能を搭載しています

このツールはインバーター本体とは直接通信しません。設定値の「記録・管理・計画」を行い、実際のパラメーター変更はインバーター本体の液晶パネルから手動で行います。
🖨 印刷・PDF保存にも対応
ヘッダーの「印刷」ボタンから、現在表示中の画面をそのまま印刷できます。ブラウザの印刷ダイアログで「PDFとして保存」を選べば、設定一覧をきれいなPDFファイルとして残せます。インバーター本体の横に置く作業用資料・記録資料・社内共有・メーカー問合せ用の証跡などにご活用ください。
⚠ 自己責任にてご自由にお使いください
3機種すべての機能をひとつのツールで
会員登録不要 · インストール不要 · 広告なし
完全オフライン動作 · 保存データはお使いの端末にローカル保存
⬇ ツールをダウンロード inverter-manager.html
※ HTMLファイル1つで完結。ブラウザで開くだけで使えます
※ ご利用は自己責任にてお願いいたします

2対応3機種について

本ツールは LVYUAN製ハイブリッドインバーター 3機種 に対応しています。各機種は対応する電圧(バッテリー電圧)・出力容量・PV入力範囲などが異なります。お使いの機種に合わせて切り替えてご利用ください。

HSI3000U
DC 24V
3kW · 小〜中規模システム向け
  • AC定格出力:2,400W〜3,000W
  • 瞬間最大:4,800W〜6,000W
  • PV最大入力:1,400W
  • PV電圧範囲:DC 30V〜108V
  • 充電:PV 60A / AC 40A(合計100A)
  • バッテリー:DC 20V〜33V
🏠 おすすめ:家庭の補助電源・小屋・離れ・小規模オフグリッド
HSI5000U
DC 48V
5kW · 中規模システム向け
  • AC定格出力:4,200W〜5,000W
  • 瞬間最大:8,400W〜11,000W
  • PV最大入力:5,000W
  • PV電圧範囲:DC 60V〜450V
  • 充電:PV 80A / AC 40A(合計200A)
  • バッテリー:DC 40V〜60V
🏠 おすすめ:一般家庭の主力電源・中規模オフグリッド・蓄電システム
SPI-10K-UP
DC 48V
10kW · 大容量システム向け
  • AC定格出力:8,400W〜10,000W
  • 瞬間最大:20,000W
  • PV最大入力:5,500W
  • PV電圧範囲:DC 120V〜500V
  • 充電:PV 200A / AC 120A(合計200A)
  • バッテリー:DC 40V〜60V
🏠 おすすめ:大型住宅・店舗・事業所・大容量オフグリッド・全負荷型バックアップ

3機種の容量を一目で比較

定格容量・PV最大入力・AC充電電流を、棒グラフで視覚的に比較できます。

📊 AC定格出力(120V時)
HSI3000U
3,000W
3.0kW
HSI5000U
5,000W
5.0kW
SPI-10K-UP
10,000W
10.0kW
SPI-10K-UP は HSI3000U の 約3.3倍、HSI5000U の 2倍 の定格出力
☀ PV最大入力(W)
HSI3000U
1,400W
1.4kW
HSI5000U
5,000W
5.0kW
SPI-10K-UP
5,500W
5.5kW
PV側の最大入力は HSI3000U が小さく、HSI5000U / SPI-10K-UP は大型ソーラーアレイに対応
⚡ 最大PV充電電流(A)
HSI3000U
60A
60A
HSI5000U
80A
80A
SPI-10K-UP
200A
200A
SPI-10K-UP は PV充電電流が圧倒的。大容量バッテリーバンクを高速充電できます
🔋 バッテリー運用電圧範囲
HSI3000U
24V系
DC 20V 〜 33V
HSI5000U
48V系
DC 40V 〜 60V
SPI-10K-UP
48V系
DC 40V 〜 60V
HSI3000U は 24V系、HSI5000U と SPI-10K-UP は 48V系。お使いのバッテリーの電圧と一致する機種を選びます

3機種スペック比較表

主な仕様の違いを一覧でまとめました。お使いの機種・購入予定の機種を確認する際の参考にしてください。

項目 HSI3000U HSI5000U SPI-10K-UP
定格容量 3kW 5kW 10kW
システム電圧 DC 24V
(起動 22V以上)
DC 48V
(起動 44V以上)
DC 48V
(起動 44V以上)
バッテリー電圧範囲 DC 20V〜33V DC 40V〜60V DC 40V〜60V
AC定格出力 2,400W(100V)
〜 3,000W(120V)
4,200W(100V)
〜 5,000W(120V)
8,400W(100V)
〜 10,000W(120V)
瞬間最大出力 4,800〜6,000W 8,400〜11,000W 20,000W(120V)
PV最大入力 1,400W 5,000W 5,500W
PV電圧範囲 DC 30V〜108V DC 60V〜450V DC 120V〜500V
MPPT動作範囲 DC 40V〜90V DC 80V〜450V DC 125V〜425V
最大PV充電電流 60A 80A 200A
最大AC充電電流 40A 40A 120A
最大合計充電電流 100A 200A 200A
バイパス最大 40A 63A 63A
対応バッテリー LiFePO4 7-9セル
NMC 7-8セル
鉛 (SLD/FLD/GEL)
LiFePO4 14-16セル
NMC 13-14セル
鉛 (SLD/FLD/GEL)
LiFePO4 14-16セル
NMC 13-14セル
鉛 (SLD/FLD/GEL)
ツール画面の左上にある「機種」セレクターで対応機種を切り替えると、画面のテーマ色(青/緑/紫)と各パラメーターの設定範囲が自動的にその機種用に切り替わります。

AHSI3000U(3kW-24V)ハイブリッドインバーターについて

LVYUAN HSI3000U は、定格出力 3kW・DC 24V 系のハイブリッドインバーターです。コンパクトなシステムでオフグリッド・バックアップ電源を構築したい方に向いた入門〜中規模クラスの主力モデルです。本ツールでは画面右上の機種セレクターから「HSI3000U (3kW-24V)」を選択してご利用いただけます。

HSI3000U の主な仕様

  • 定格容量:3kW(AC定格出力 2,400W〜3,000W、瞬間最大 4,800W〜6,000W)
  • システム電圧:DC 24V(起動電圧 22V以上、運用範囲 DC 20V〜33V)
  • PV入力:最大 1,400W、DC 30V〜108V、MPPT 動作 DC 40V〜90V
  • 充電電流:PV 60A/AC 40A/合計最大 100A
  • 対応バッテリー:LiFePO4 7-9セル / 三元系Li 7-8セル / 鉛 (SLD/FLD/GEL)
  • バイパス最大:40A

HSI3000U がおすすめのシーン

  • 農作業小屋・物置・離れ・趣味部屋の電源
  • ガレージ・倉庫・作業場の独立電源
  • 太陽光パネル数枚+小型蓄電池の小規模オフグリッド
  • 家庭の補助電源・週末別荘の電源
  • 初めてのオフグリッド入門・コンパクトな試験運用

HSI3000U で本ツールを使う場合のポイント

  1. 機種セレクターで「HSI3000U (3kW-24V)」を選択(テーマ色は青)。
  2. バッテリータイプ(No.08)を選択すると、24V系の推奨電圧値が自動入力されます。
  3. PV直列電圧の上限(108V)を超えないようにパネル構成を設計してください。
  4. 合計充電電流(No.07)は最大 100A まで。バッテリーの仕様に合わせて調整します。
HSI3000U はバッテリーが 24V系のみ 対応です。48V系バッテリーは使用できません。所有バッテリーの電圧をご確認ください。

BHSI5000U(5kW-48V)ハイブリッドインバーターについて

LVYUAN HSI5000U は、定格出力 5kW・DC 48V 系のハイブリッドインバーターです。一般家庭の主力電源・中規模オフグリッド構築に最適なバランス型モデルです。本ツールでは画面右上の機種セレクターから「HSI5000U (5kW-48V)」を選択してご利用いただけます。

HSI5000U の主な仕様

  • 定格容量:5kW(AC定格出力 4,200W〜5,000W、瞬間最大 8,400W〜11,000W)
  • システム電圧:DC 48V(起動電圧 44V以上、運用範囲 DC 40V〜60V)
  • PV入力:最大 5,000W、DC 60V〜450V、MPPT 動作 DC 80V〜450V
  • 充電電流:PV 80A/AC 40A/合計最大 200A
  • 対応バッテリー:LiFePO4 14-16セル / 三元系Li 13-14セル / 鉛 (SLD/FLD/GEL)
  • バイパス最大:63A

HSI5000U がおすすめのシーン

  • 家庭の主要な電気機器を一通りカバーする主力電源
  • 太陽光 5kW までのソーラー設置
  • エアコン1台+他の家電を同時運用したい場合
  • 停電時のバックアップを充実させたい中規模住宅
  • 将来的に蓄電池を増設する拡張性を重視する場合

HSI5000U で本ツールを使う場合のポイント

  1. 機種セレクターで「HSI5000U (5kW-48V)」を選択(テーマ色は緑)。
  2. バッテリータイプ(No.08)を選択すると、48V系の推奨電圧値が自動入力されます。
  3. PV最大電圧 450V まで対応するため高電圧ストリングが組めますが、配線時の感電リスクに最大限の注意を。
  4. 合計充電電流(No.07)は最大 200A まで。AC充電は 40A 上限です。
HSI5000U は 48V系バッテリー 専用です。24V系バッテリーは使用できません。設置時には DC側の極性・絶縁確認を必ず行ってください。

CSPI-10K-UP(10kW-48V)ハイブリッドインバーターについて

LVYUAN SPI-10K-UP は、定格出力 10kW・DC 48V 系の大容量ハイブリッドインバーターです。大型住宅・店舗・事業所・全負荷バックアップ用途に対応する上位モデルで、PV高電圧入力(最大 500V)と大電流充電に対応しています。本ツールでは画面右上の機種セレクターから「SPI-10K-UP (10kW-48V)」を選択してご利用いただけます。

SPI-10K-UP の主な仕様

  • 定格容量:10kW(AC定格出力 8,400W〜10,000W、瞬間最大 20,000W)
  • システム電圧:DC 48V(起動電圧 44V以上、運用範囲 DC 40V〜60V)
  • PV入力:最大 5,500W、DC 120V〜500V、MPPT 動作 DC 125V〜425V
  • 充電電流:PV 200A/AC 120A/合計最大 200A
  • 対応バッテリー:LiFePO4 14-16セル / 三元系Li 13-14セル / 鉛 (SLD/FLD/GEL)
  • バイパス最大:63A

SPI-10K-UP がおすすめのシーン

  • 大型住宅・二世帯住宅の全館電源
  • 店舗・小規模事業所・工場の業務用電源
  • 多数の家電・大型家電(200V機器を含む)の同時運用
  • 大容量バッテリーバンクを構築するシステム
  • 全負荷型バックアップ電源として停電時にも全館給電したい場合

SPI-10K-UP で本ツールを使う場合のポイント

  1. 機種セレクターで「SPI-10K-UP (10kW-48V)」を選択(テーマ色は紫)。
  2. 大電流機種のため、充電電流のパラメーター範囲が他機種より広く設定されています(PV 200A・AC 120A)。
  3. PV高電圧入力(120V〜500V)を活かせる反面、配線径・保護機器(ブレーカー・ヒューズ)の容量を必ず確認してください。
  4. 瞬間最大 20,000W の起動突入電流に対応できる配線・分電盤を確保してください。
SPI-10K-UP は 大容量・高電流の業務クラス機種 です。設置工事は必ず電気工事士など有資格の専門業者に依頼してください。配線ミス・保護機器の容量不足は重大な事故・火災の原因となります。

3機種の選び方

「どの機種を使えばいいかわからない」という方のために、シーン別のおすすめ機種を整理しました。

📊 機種選定フローチャート — YES/NO で進む
❓ お使いの蓄電池は 24V系?それとも 48V系
24V系バッテリー
HSI3000U で決定
3kW定格/PV 1.4kW まで
48V系バッテリー
下の質問へ
❓ 同時使用する家電の合計が 5kW以下 ですか?
YES:5kW以下で十分
HSI5000U で決定
5kW定格/PV 5kW まで
NO:5kWを超える
SPI-10K-UP で決定
10kW定格/瞬間 20kW
バッテリー電圧 → 必要容量 の順に確認すると迷いません

用途別マトリクス — どの機種が向いている?

利用シーン HSI3000U HSI5000U SPI-10K-UP
ガレージ・倉庫・作業場の独立電源
農作業小屋・物置・離れの電源
家庭の補助電源(一部の家電だけ)
家庭の主力電源(生活家電一通り)
停電時バックアップ(重要負荷のみ)
停電時バックアップ(全負荷)
太陽光大量設置(5kW以上)
店舗・小規模事業所
大型住宅・二世帯住宅

✅ 最適    △ 一応使える(容量に注意)    ✕ 容量不足・非推奨

3kW-24V HSI3000U
こんな方におすすめ
  • 消費電力が比較的小さい用途
  • ガレージ・倉庫・作業場の独立電源
  • 農作業小屋・物置・離れの電源
  • 太陽光1〜数枚+小型蓄電池の構成
  • 初めてのオフグリッド入門
⚠ エアコン・電子レンジ・電気ケトル等の同時使用は容量を要確認
5kW-48V HSI5000U
こんな方におすすめ
  • 家庭の主要な電気機器をカバーしたい
  • 太陽光5kWまでのソーラー設置
  • エアコン1台+他の家電を同時使用
  • 停電時のバックアップを充実させたい
  • 長期的に拡張も視野に入れている
✅ 最もバランスの取れたモデル。一般家庭向けの主力機
10kW-48V SPI-10K-UP
こんな方におすすめ
  • 大型住宅・店舗・事業所
  • 多数の家電を同時に使う
  • 業務用機器(200V対応含む)の運用
  • 大容量バッテリーバンクを構築する
  • 全負荷型のバックアップ電源を構築したい
⚠ 高容量機のため設置工事は必ず専門業者へ依頼してください

判断のためのチェックポイント

  1. 同時に使う家電の合計ワット数を確認します。3kW以下なら HSI3000U、5kW程度なら HSI5000U、それ以上なら SPI-10K-UP が目安です。
  2. 瞬間最大出力もチェックしてください。エアコン起動・冷蔵庫コンプレッサー起動などは定格の2〜3倍の電力を一瞬必要とすることがあります。
  3. 太陽光パネルの容量に合わせて選びます。1〜1.4kWまでなら HSI3000U、5kWまでなら HSI5000U、5.5kW以下+高電圧PVなら SPI-10K-UP が対応します。
  4. バッテリーの電圧を確認します。24V系バッテリーなら HSI3000U、48V系バッテリーなら HSI5000U または SPI-10K-UP を選びます。
機種選定はインバーター運用の根幹です。容量不足は過負荷停止や機器寿命の短縮を招き、容量過剰はコストが見合いません。導入前に必ず専門業者やお買い求め先にご相談ください。

4ツールの入手・端末への保存方法

⚠ 自己責任にてご自由にお使いください
まずはこちらからツールをダウンロードしてください
下のボタンをクリック(またはタップ)するとダウンロードが始まります
⬇ inverter-manager.html をダウンロード 3機種対応版(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP)
※ ダウンロードが始まらない場合は、リンクを右クリック(長押し)→「名前を付けてリンク先を保存」をお試しください

本ツールは inverter-manager.html という1つのHTMLファイルです。このファイルをお使いの端末に保存するだけで使えます。アプリのインストールは不要です。

本ツールは完全なローカル動作ファイルです。インターネット接続は不要ですが、保存データは保存した端末のブラウザ内にのみ保持されます。異なる端末・異なるブラウザでは保存データは共有されません。各端末で個別にデータ管理が必要です。
Windows パソコン
Windows 10 / 11 · Chrome / Edge 推奨

STEP A — ダウンロードしてファイルを保存する

  1. 上のダウンロードボタンをクリックし、ブラウザでツールのページを開きます。
  2. キーボードの Ctrl + S を押す、またはページ上で右クリック →「名前を付けて保存」を選びます。
  3. 保存先を「デスクトップ」や「ドキュメント」フォルダなど、わかりやすい場所に指定して保存します。
  4. 保存された inverter-manager.html をダブルクリックすれば、ツールが開きます。

STEP B — アプリのように使う方法(PWA化)

  1. Chrome または Edge で inverter-manager.html を開きます。
  2. Chrome の場合:右上の (三点メニュー)→「キャスト、保存、共有」→「ページをアプリとしてインストール」をクリックします。
    Edge の場合:右上の →「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」をクリックします。
  3. 確認ダイアログで「インストール」をクリックします。
  4. デスクトップとスタートメニューにアイコンが追加されます。次回からはアイコンをクリックするだけで、専用ウィンドウで起動します。
アプリとしてインストールすると、タスクバーにピン留めもできます。通常のアプリと同じ感覚で使えるようになります。
Mac(macOS)
macOS Ventura 以降 · Chrome 推奨(Safari でも動作可)

STEP A — ダウンロードしてファイルを保存する

  1. 上のダウンロードボタンをクリックしてブラウザでページを開きます。
  2. ⌘ Command + S キーで「名前を付けて保存」ダイアログを開きます。
  3. デスクトップ」や「書類」フォルダに保存します。フォーマットは「ウェブページ、完全」を選びます。
  4. 保存したファイルをダブルクリックでブラウザが開き、ツールが使えます。

STEP B — アプリのように使う方法

  1. Google Chrome で inverter-manager.html を開きます。
  2. 右上の (三点メニュー)→「キャスト、保存、共有」→「ページをアプリとしてインストール」を選択します。
  3. Dock や Launchpad にアイコンが追加されます。クリックで独立ウィンドウで起動します。
Safari はアプリ化(PWA)に対応していません。アプリ風に使いたい場合は Google Chrome をお使いください。Safari でもツール自体は問題なく動作します。
Android スマートフォン / タブレット
Android 10 以降 · Chrome 推奨

STEP A — ダウンロードしてファイルを保存する

  1. このページのダウンロードボタンをタップしてツールのページを Chrome で開きます。
  2. ダウンロードボタンを長押しして「リンクをダウンロード」を選択します。
    または、Chrome メニュー →「ページをダウンロード」でも保存できます。
  3. ダウンロード」フォルダに保存されます。通知バーまたは「Files(ファイル)」アプリから開けます。

STEP B — ホーム画面にアプリとして追加する(おすすめ)

  1. Chrome でツールを開いた状態で、右上の (三点メニュー)をタップします。
  2. メニューの中から「ホーム画面に追加」をタップします。
  3. アプリ名の確認画面が出るので、そのまま「追加」をタップします。
  4. ホーム画面にアイコンが追加されます。次回からはこのアイコンをタップするだけで、アドレスバーなしの全画面表示で起動します。
ホーム画面から起動すると、通常のアプリとまったく同じ見た目で使えます。アプリストアからのインストールは不要です。
iPhone / iPad(iOS / iPadOS)
iOS 16 以降 · Safari 必須(ホーム画面追加に必要)

STEP A — ダウンロードして「ファイル」アプリに保存する

  1. このページのダウンロードボタンを Safari で開きます。
  2. ダウンロードボタンを長押しして「リンク先のファイルをダウンロード」を選択します。
  3. Safari のアドレスバー横に ↓(ダウンロードアイコン) が表示されるのでタップ → ファイルをタップで確認できます。
  4. ファイル」アプリ →「ダウンロード」フォルダにファイルが保存されています。タップすると Safari でツールが開きます。

STEP B — ホーム画面にアプリとして追加する(おすすめ)

  1. Safari でツールを開いた状態で、画面下部の 共有ボタン(↑▢ のアイコン)をタップします。
  2. 共有メニューを下にスクロールし、「✚ ホーム画面に追加」をタップします。
  3. アプリ名の確認画面で、右上の「追加」をタップします。
  4. ホーム画面にアイコンが追加されます。タップするとフルスクリーンでツールが起動します。
iOS では必ず Safari をお使いください。
Chrome や他のブラウザでは「ホーム画面に追加」機能が使えません。Safari のみが対応しています。
iOSのSafariでは、ローカルストレージのデータが7日間アクセスがないと自動削除される場合があります。
対策: 週に1回はツールを開く、または定期的にJSON出力でバックアップを取ってください。

全端末共通の重要な注意事項

保存データは端末ごとに完全に独立しています
  • 端末Aで保存した設定は、端末Bには反映されません
  • 同じ端末でも異なるブラウザ(Chrome と Edge など)では別々にデータが保存されます
  • 端末間でデータを移行するには、JSON出力 → ファイル転送 → JSON読込 の手順が必要です
  • ブラウザの「閲覧データ削除」「キャッシュクリア」を行うと保存データが消失します
  • シークレットモード/プライベートモードではデータは保存されません
  • 機種ごとに別々の保存領域が用意されているので、機種を切り替えても他の機種のデータは消えません

5起動方法

パソコンで使う場合

  1. inverter-manager.html ファイルをダブルクリックします。お使いのWebブラウザ(Chrome, Edge, Firefox 等)でツールが開きます。
  2. 画面が表示されたら、すぐに使い始めることができます。インターネット接続は不要です。
  3. 初回起動時は「HSI3000U」が選択された状態で開きます。お使いの機種に合わせて画面右上の「機種」セレクターから切り替えてください。

スマートフォン・タブレットで使う場合

  1. inverter-manager.html ファイルをスマートフォンに転送します(メール添付、クラウドストレージ、USB接続など)。
  2. ファイルをタップしてブラウザで開きます。レスポンシブ対応なので画面サイズに自動調整されます。
ブックマーク(お気に入り)に登録しておくと、次回からすぐにアクセスできます。データはブラウザ内に自動保存されるので、次回開いたときも前回の設定(機種選択を含む)が残っています。
ブラウザのキャッシュや閲覧データを削除すると、保存データも消えてしまいます。大切な設定は必ず JSON出力 でバックアップを取ってください。

6機種の切替方法

本ツールは、画面右上の「機種」セレクターからお使いの機種を切り替えられます。機種を切り替えると、画面のテーマ色・各パラメーターの設定範囲・取扱説明書の内容・プリセットの値などが、その機種専用に自動的に切り替わります。

切替手順

  1. ツールの画面右上にある「機種」というラベル付きのプルダウンメニューを探します(ヘッダーの右端)。
  2. プルダウンをクリック(タップ)すると、3つの選択肢が表示されます。
    • HSI3000U (3kW-24V)
    • HSI5000U (5kW-48V)
    • SPI-10K-UP (10kW-48V)
  3. お使いの機種を選択します。画面が切り替わり、選択した機種のテーマ色(青/緑/紫)が反映されます。
  4. ヘッダー直下の機種スペック情報バーに、選択した機種の主要スペック(システム電圧・充電電流・AC定格など)が表示されます。

機種ごとの色とテーマ

3機種は、画面のテーマ色で見分けられるようになっています。今どの機種を編集しているのかが一目でわかります。

機種テーマ色表示されるバッジ
HSI3000U 青系 24V 3kW
HSI5000U 緑系 48V 5kW
SPI-10K-UP 紫系 48V 10kW

機種ごとに保存データは独立

本ツールは機種ごとに別々の保存領域を持っています。例えば HSI3000U で設定した内容は、機種を HSI5000U に切り替えても消えません。再び HSI3000U に戻れば、前回の設定がそのまま残っています。

複数機種を運用している方は、機種を切り替えるだけで該当機種の管理画面に切り替わるので便利です。各機種のデータは独立して保存されます。
機種選択は、お使いの実機と必ず一致させてください。誤った機種を選んだまま設定値をインバーター本体に反映すると、機器の故障やバッテリー損傷の原因になります。

7画面の構成

ツールの画面は大きく分けて4つのエリアで構成されています。

📊 ツール画面レイアウトマップ
Aヘッダー:タイトル / 機種セレクター / MD出力 / 履歴 / 印刷 / 保存
B機種スペック情報バー:24V/48V・kW・充電電流・AC定格など
C地域・AC基本設定(東日本50Hz/西日本60Hz・100V/105V/110V/120V)
Dビュー切替:[個別設定] [比較表] [取扱説明書] [トラブル診断] [プリセット]
Eメインコンテンツ(選択中のビューが表示される)
上から順に:ヘッダー → 機種スペックバー → 地域設定 → ビュー切替タブ → メインコンテンツ

A. ヘッダー(画面上部・グラデーションのバー)

画面の一番上にあるバーです。スクロールしても操作できる主要ボタンが配置されています。

要素説明
タイトル選択中の機種名と「パラメーター管理システム」が表示されます。現在管理中の台数や接続モードもここに表示されます
機種セレクター3機種(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP)を切り替えるプルダウン
MD出力設定をMarkdown形式で出力。READMEや記録資料に便利
履歴過去の保存内容を一覧表示し、必要に応じて復元
印刷現在の画面を印刷します(PDFとして保存も可能)
保存設定をブラウザ内に保存します(緑色のボタン)

B. 機種スペック情報バー(ヘッダー直下)

選択中の機種の主要スペックがひと目でわかる情報バーです。電圧バッジ・kWタグ・充電電流・AC定格などが表示されます。「詳細仕様 ▼」ボタンで全スペックを展開できます。

C. 地域・AC基本設定バー

全台共通の基本設定として、地域(東日本50Hz/西日本60Hz)と AC出力電圧(100V / 105V / 110V / 120V)を設定します。境界地域にお住まいの方は必ず電力会社に確認してください。

D. ビュー切替タブ

機種スペックバーの下にある横並びのボタンで、表示モードを切り替えられます。

ボタン名説明
個別設定各インバーターのパラメーターを個別に設定するメイン画面
比較表複数台のパラメーターを横並びで比較する表(2台以上管理時に有効)
取扱説明書選択中の機種の取扱説明書を内蔵。操作方法やエラーコードを確認できます
トラブル診断症状・原因・対処法をキーワード検索できる診断ツール
おすすめプリセット使用シナリオ別の推奨パラメーターセットを確認・一括適用

E. メインコンテンツ(画面中央〜下部)

選択中のビューに応じた内容が表示されるエリアです。初期状態では「個別設定」が表示されています。

8個別設定の使い方

個別設定」は、このツールのメイン画面です。ここで各インバーターのパラメーターを設定・記録します。

ユニットタブ

管理しているインバーターは画面上部のタブで切り替えられます。初期状態では「ユニット1」のみ表示されています。

  • タブをクリックするとそのユニットの設定画面に切り替わります
  • タブにはバリデーション結果のバッジ(色付きの丸い数字)が表示されます
    • 赤色バッジ = エラー(設定に問題あり)の数
    • 黄色バッジ = 警告(注意が必要)の数
    • 緑色バッジ = 問題なし
  • ボタンで新しいユニット(インバーター)を追加できます(最大10台)

ユニット情報ヘッダー

各ユニットの設定画面の上部には、以下の識別情報を入力できます。

項目入力例説明
名前メイン機、小屋用、店舗用自由に名前をつけて管理できます
設置場所ガレージ、2階、屋上設置場所を記録しておくと便利です
シリアル番号HSI-2024-001製品のシリアル番号を記録できます

パラメーター設定エリア(6つのカテゴリ)

ユニット情報の下に、6つのカテゴリに分かれたパラメーター設定カードが並びます。色で見分けやすくなっています。

📊 6つのパラメーターカテゴリの全体像
AC出力設定
No.01〜03, 38
🔌
充電設定
No.07, 28, 36
🔋
バッテリー設定
No.04, 05, 08〜15, 35, 37
均等化機能
No.16〜21
🛡
保護・機能
No.22〜27
📡
通信設定
No.30〜33
パラメーターはカテゴリごとにカードで整理されています
カテゴリ主な内容
⚡ AC出力設定出力モード、出力周波数、商用電源タイプ、AC出力電圧
🔌 充電設定充電モード、最大充電電流(機種により範囲が異なります)
🔋 バッテリー設定バッテリータイプ、各種電圧設定(機種ごとに範囲が異なります)
⚖ 均等化機能均等化の有効/無効、電圧・時間設定
🛡 保護・機能設定省エネモード、自動再起動、ブザー等
📡 通信設定通信アドレス、RS485設定、BMSプロトコル
機種を切り替えると、各パラメーターの設定範囲(最小値・最大値・刻み幅)が自動的にその機種専用に変わります。例えば「最大充電電圧」は HSI3000U では 24.0〜31.6V、HSI5000U/SPI-10K-UP では 48V系の範囲になります。

9パラメーターの設定方法

パラメーターカードの見かた

各パラメーターは1つのカード(枠)で表示されます。カードには以下の情報が含まれます。

  • 番号(色付きの四角) = インバーター本体のパラメーター番号
  • 名前 = パラメーターの名称
  • 説明文 = 灰色の小さな文字で、設定内容の説明
  • 入力欄 = プルダウン(選択式)または数値入力
  • 範囲 = 数値入力の場合、選択中の機種の設定可能範囲が表示されます

設定の入力方法

選択式パラメーター(プルダウン)

  1. 入力欄のプルダウンメニューをクリック(タップ)します。
  2. 表示された選択肢から、設定したい値を選びます。例:出力モード → 「SBU – インバーター優先(蓄電池優先)」
  3. 選択するとすぐに反映されます。自動保存も行われます。

数値パラメーター

  1. 入力欄に直接数値を入力します。キーボードの数字キーで入力してください。
  2. 設定範囲外の値を入力すると、自動的に範囲内に補正されます(機種によって範囲が異なります)。
  3. ステップ値(刻み幅)が決まっている場合があります。例:電圧値は0.2V刻みです。

機種別 主要パラメーターの設定範囲

パラメーター HSI3000U(24V) HSI5000U(48V) SPI-10K-UP(48V)
No.04 バッテリー切替電圧 20.0〜27.0V 40.0〜54.0V 40.0〜54.0V
No.05 商用電源切替電圧 24.0〜32.0V 48.0〜64.0V 48.0〜64.0V
No.07 最大充電電流(合計) 0〜100A 0〜200A 0〜200A
No.09 最大充電電圧 24.0〜31.6V 48.0〜63.2V 48.0〜63.2V
No.28 最大AC充電電流 0〜40A 0〜40A 0〜120A
No.36 最大PV充電電流 0〜60A 0〜80A 0〜200A
バッテリータイプ(No.08)を変更すると、関連する電圧パラメーターが自動的にメーカー推奨値に設定されます。まず最初にバッテリータイプを選択してから、必要に応じて個別の値を微調整するのがおすすめです。

グレーアウト(無効化)されるパラメーター

一部のパラメーターは、他のパラメーターの設定値によって操作できなくなる(グレーアウトする)場合があります。

グレーアウトするパラメーター条件
No.09 最大充電電圧バッテリータイプが SLD/FLD/GEL/N07/N08 の場合は自動設定のため変更不可
No.04 バッテリー切替電圧出力モードが UTI(商用電源優先)の場合は使用されない
No.05 商用電源切替電圧出力モードが UTI(商用電源優先)の場合は使用されない
No.17〜21 均等化機能関連均等化機能(No.16)が DIS(無効)の場合
No.33 BMS通信プロトコルRS485通信(No.32)が SLA(PCソフトウェア)の場合
グレーアウトされたパラメーターカードは薄く表示され、値を変更できません。関連するパラメーターの設定を変更すると、再び操作可能になります。

10複数台管理の使い方

このツールでは最大10台までのインバーターを1つの画面で管理できます。同じ機種の複数台運用、または異なる機種でも機種を切り替えながら別ユニットとして登録できます。

ユニットの追加

  1. ユニットタブの右端にある ボタンをクリックします。
  2. 新しいユニットタブが追加され、選択中の機種のデフォルト値で初期化されます。
  3. ユニット名・設置場所・シリアル番号を入力して区別しやすくします。

ユニットの削除

  1. 削除したいユニットのタブにある × ボタンをクリックします。
  2. 確認ダイアログが表示されるので「OK」をクリックすると削除されます。
ユニットを削除すると、そのユニットのすべての設定が失われます。削除前に JSON出力でバックアップを取ることをおすすめします。最低1台は必ず残ります。

ユニット間のコピー

同じ設定のインバーターを複数台管理する場合は、以下の手順が効率的です。

  1. 1台目の設定を完了させる
  2. JSON出力で設定をバックアップ
  3. 2台目を追加し、必要な箇所だけ変更する

11比較表の使い方

比較表」ビューでは、登録された全ユニットのパラメーターを横並びの表で比較できます。

比較表の見かた

  1. 画面上部のビュー切替から 比較表 をクリックします。
  2. 全パラメーターが縦方向に並び、各ユニットの値が横方向に並んだ表が表示されます。
  3. 値が異なるセルはオレンジ色でハイライト表示されるため、設定差分が一目でわかります。
比較表は2台以上のユニットがある場合に真価を発揮します。「この2台はどこが違うんだっけ?」という疑問がすぐに解決できます。設置場所違い・現状と変更案などの管理にも有効です。
比較表は閲覧専用です。値を変更したい場合は「個別設定」ビューに戻って操作してください。

12内蔵・取扱説明書の使い方

取扱説明書」ビューでは、選択中の機種の取扱説明書をブラウザ上で閲覧できます。紙の説明書を手元に置かなくても、必要な情報にすぐアクセスできます。

機種を切り替えると、その機種専用の取扱説明書内容(製品仕様・電圧範囲・PV仕様など)に自動的に切り替わります。

収録されている内容(共通)

セクション内容
製品概要・特徴ハイブリッドインバーターの基本的な機能と特徴
基本システム運用PV・商用電源・蓄電池・負荷の役割説明
動作モード充電4種類 + 出力3種類の動作モード詳細
液晶ディスプレイと操作本体ボタン・LEDランプ・表示内容の説明
パラメーター操作・電圧チェーン本体での設定操作手順と電圧の関係
パラメーター説明一覧全パラメーターの詳細説明
バッテリータイプ別設定値バッテリー種類ごとのメーカー推奨値一覧(機種別)
エラーコード一覧エラーコード・原因・対処法
保護機能一覧各種保護機能の説明
製品仕様選択中の機種の AC入力/出力/PV/バッテリーの詳細スペック
設置・配線方法推奨ケーブルの太さ、設置手順
安全注意事項警告・注意事項・異常時の対応手順
日常点検とお手入れ月1回の点検ポイントとお手入れ方法

使い方

  1. 取扱説明書 をクリックして表示を切り替えます。
  2. 各セクションのタイトルをクリックすると、内容が展開(表示/非表示切替)されます。
  3. 必要なセクションだけを開いて閲覧できるので、素早く目的の情報にたどり着けます。
元の取扱説明書(メーカー公式)について
本ツール内蔵の取扱説明書は、操作の参考情報としてまとめた要約版です。正式な取扱説明書・最新版は LVYUAN(リョクエン)公式サイト等から検索のうえご参照ください。製品の最新仕様・改訂内容・正規の安全注意事項は必ずメーカー公式の情報を優先してご確認ください。

13トラブル診断の使い方

トラブル診断」ビューは、インバーター使用中に何か問題が起きたときに、症状から原因と対処法を素早く見つけるための機能です。多数のトラブル対処法が収録されています。

キーワードで検索する

  1. トラブル診断 をクリックして表示を切り替えます。
  2. 画面上部の検索ボックスに、困っている症状やキーワードを入力します。
  3. 入力した文字に該当するトラブル項目がリアルタイムで絞り込まれます。
  4. 表示されたカードをクリックすると、症状・考えられる原因・対処方法の詳細が展開されます。

検索キーワードの例

入力例見つかる内容
充電されないバッテリーが充電されない場合の原因と対処法
異音本体から異常な音が発生する場合の対処法
エラー03エラーコード03(バッテリー未接続警告)の対処法
過負荷過負荷に関連するトラブルの一覧
切り替わらない商用電源⇔バッテリー切替に関する問題

カテゴリで絞り込む

検索ボックスの下にカテゴリボタン(タグ)が表示されます。ボタンをクリックすると、そのカテゴリに属するトラブルだけが表示されます。

複数の症状がある場合は、最も目立つ症状でまず検索してみてください。表示されたトラブルカードの中から、自分の状況に最も近いものを探します。

14おすすめプリセットの使い方

おすすめプリセット」ビューでは、よくある使用シナリオに合わせた推奨パラメーターのセットを用意しています。初めて設定する方や、最適な設定がわからない方に特におすすめの機能です。

📊 6つのプリセット — 用途別の使い分け
☀ 太陽光最大活用 SOL/OSO
昼はPVで充電・夜は蓄電池から消費。商用は最後の保険。
💵 電気代を最大限カットしたい
⚡ ハイブリッド安定運用 SBU/SNU
PV+商用の両方で充電。最も安定して使えます。
🏠 初心者・安定重視の方
🛡 商用切替安全重視 SBU/SNU
早めに商用へ切替。蓄電池切れトラブルを防ぎます。
🔌 バッテリー保護したい方
🏠 オフグリッド運用 SOL/OSO
PV+蓄電池のみ。商用電源なしの構成。
🏔 山小屋・離島・送電線なし
🔌 UPS / バックアップ UTI/CUB
普段は商用電源・停電時のみ蓄電池に切替。
⚡ 停電対策メイン
💰 ピークシフト SBU/CSO
昼充電・電気代の高い時間帯に放電。
💵 電気料金プランを活用

用意されているプリセット

プリセット名説明出力/充電
太陽光最大活用PVの発電を最大限活用。昼はPVで充電、夜は蓄電池から消費SOL / OSO
ハイブリッド安定運用PV+商用電源を併用して安定した電力供給を重視SBU / SNU
商用切替安全重視蓄電池が減りきる前に商用電源へ切り替える安全設計SBU / SNU
オフグリッド運用PV+蓄電池のみの完全オフグリッド構成SOL / OSO
UPS/バックアップ普段は商用電源を使い、停電時だけ蓄電池に切り替えUTI / CUB
ピークシフト(電気代節約)昼はPV充電、電気料金の高い夕方〜夜に蓄電池から放電SBU / CSO
プリセットの電圧値は、機種ごと・バッテリータイプごとに最適化された推奨値が自動的に適用されます。HSI3000U では24V系の電圧、HSI5000U / SPI-10K-UP では48V系の電圧が使われます。

プリセットの適用手順

  1. 事前に画面右上の「機種」セレクターで、お使いの機種が選択されていることを確認します。
  2. おすすめプリセット をクリックして表示を切り替えます。
  3. 画面上部の「適用先」プルダウンで、設定を適用したいユニット(インバーター)を選びます。
  4. プリセットカードの中から、自分の使い方に最も近いシナリオを選んでクリックします。
  5. 選択したプリセットの設定内容のプレビュー(現在の値との差分)が表示されます。変更される項目がわかりやすくハイライトされます。
  6. 内容を確認して問題なければ「このプリセットを適用」ボタンをクリックします。
  7. 確認ダイアログで「OK」を押すと、選択したユニットにプリセットの設定値が一括適用されます。
プリセットを適用すると、該当するパラメーターの現在値がすべて上書きされます。適用前に JSON出力でバックアップを取ることを強くおすすめします。
プリセットの値はバッテリータイプおよび選択中の機種に応じて自動的に最適化されます。プリセットを適用した後でも、個別設定画面で微調整が可能です。

商用電源切替トラブル診断

プリセット画面の下部には「商用電源切替トラブル診断」が表示される場合があります。これは「蓄電池が減っても商用電源に切り替わらない」などの問題がある場合のチェックリストと、ワンクリックで修正を適用できる機能です。

15保存とデータ管理

自動保存

パラメーターの値を変更すると、自動的にブラウザ内のローカルストレージに保存されます。次回ツールを開いたときも、前回の設定(機種選択を含む)が自動で復元されます。

手動保存

ヘッダーの 保存 ボタンをクリックすると、明示的に保存が実行されます。画面右下に「保存しました」のメッセージが表示されます。

機種ごとに独立した保存領域

本ツールは 機種ごとに別々の保存領域 を持っています。機種を切り替えても他の機種のデータは消えず、再び元の機種に戻せばそのまま保持されています。

バージョン履歴

ヘッダーの 履歴 ボタンから、過去の保存内容を一覧表示できます。「これおかしいな」と思ったら、過去の正常な状態に戻すこともできます。

保存データが消える場合

以下の操作を行うと、ブラウザ内の保存データが消える可能性があります。

  • ブラウザのキャッシュ・Cookie・閲覧データの削除
  • ブラウザの「プライベートモード」「シークレットモード」での使用
  • 別のブラウザやパソコンで開いた場合
  • HTMLファイルを別のフォルダに移動した場合(ブラウザによる)
  • iOS Safari の場合、7日間アクセスがないと自動削除される場合がある
大切な設定は必ず JSON出力 でファイルとしてバックアップを取ってください。これが最も確実なデータ保護方法です。

16データの出力と読込

💾 4つの出力形式の使い分け
形式 用途 特徴 読込
JSON バックアップ・復元 全データを完全保存。端末間移行・バージョン管理に最適
CSV Excel・スプレッドシート 表形式で確認・印刷。記録資料・レポート作成に
Markdown GitHub / Notion / Obsidian テキストでそのまま貼り付け可能。備忘録・共有に
印刷/PDF 紙資料・PDFアーカイブ そのままインバーター本体の横に置いて作業可
復元(読込)が必要な場合は JSON。それ以外は閲覧・記録専用です
📥 端末A → 端末B へのデータ移行フロー
端末A
JSON出力
JSONファイルを
転送(メール・
クラウド・USB)
端末Bで
ツールを開く
JSON読込
ボタンで取込
端末Bに
データ移行完了
ローカル保存のため、別端末で使うには JSON ファイルを介して移行します

JSON出力(バックアップ)

  1. ヘッダーの JSON出力 ボタンをクリックします。
  2. 機種コードと日付を含むファイル名(例:「hsi3000u_backup_…」「hsi5000u_backup_…」「spi10k_backup_…」)で自動的にダウンロードされます。
  3. このファイルを大切に保管してください。全ユニットの全設定が含まれています。

JSON読込(復元)

  1. ヘッダーの JSON読込 ボタンをクリックします。
  2. ファイル選択ダイアログが開くので、以前に出力した JSONファイルを選択します。
  3. 確認後、ファイルの内容で現在の設定が上書き復元されます。
JSON読込を行うと、現在の設定がすべて上書きされます。現在の設定を残したい場合は、先に JSON出力でバックアップを取ってください。

CSV出力(Excel等で利用)

  1. ヘッダーの CSV出力 ボタンをクリックします。
  2. 機種ごとにファイル名が分かれた CSVファイルがダウンロードされます。
  3. このファイルは Excelや Googleスプレッドシートで開けます。印刷や記録資料の作成に便利です。

Markdown出力(記録資料・READMEに)

  1. ヘッダーの MD出力 ボタンをクリックします。
  2. Markdown形式のテキストファイルがダウンロードされます。
  3. GitHub・Notion・Obsidian などの環境にそのまま貼り付けられます。
CSV / Markdown 形式は閲覧・記録用です。これらの形式からツールへの読み込みはできません。復元用のバックアップには JSON形式をお使いください。

印刷・PDF保存

本ツールには印刷機能が搭載されており、PDF保存や紙への印刷にも対応しています。ぜひご活用ください。

  1. 印刷したいビュー(個別設定、比較表など)を表示した状態にします。
  2. ヘッダーの 印刷 ボタンをクリックします。
  3. ブラウザの印刷ダイアログが開きます。「PDFとして保存」を選べば、PDFファイルとしても保存できます。
🖨 印刷・PDF保存の活用シーン
用途活用例
📝 設定作業用シート 紙に印刷してインバーター本体の横に置き、液晶パネル操作の参照資料として使う
📚 設置記録・台帳 PDFとして保存し、設置・運用記録として保管。日付別にバージョン管理
📧 共有・問合せ PDFをメール添付して、家族・施工業者・メーカーサポートに設定内容を伝える
📊 比較・検討資料 「比較表」ビューを印刷して、複数台の設定差分を紙で確認
🏆 業務報告書 店舗・事業所のシステム設定報告書として PDF を提出
紙でもデジタルでも、お好きな方法で記録を残せます
印刷時は、ブラウザの印刷設定で「背景のグラフィック」をオンにすると、色付きデザインも反映されてきれいに出力されます。

17バリデーション(設定値の自動チェック)

このツールには強力なバリデーション(設定値チェック)機能があり、パラメーター間の矛盾やメーカー推奨範囲からの逸脱を自動的に検出して警告します。機種ごとの仕様に合わせて自動的にチェック内容が切り替わります。

電圧チェーンとは

バッテリー関連の電圧パラメーターには、以下の大小関係(チェーン)が必要です。これに違反するとインバーターが正しく動作しない可能性があります。

電圧チェーン — 上から下に向かって値が大きくなる必要があります
No.
パラメーター
HSI3000U
(24V系)
HSI5000U
SPI-10K-UP
(48V系)
No.15
放電終止電圧
23.2V
46.4V
▼ 小
No.12
過放電電圧
24.0V
48.0V
No.04
バッテリー切替電圧
24.2V
48.4V
No.14
低電圧警告電圧
25.0V
50.0V
No.35
低電圧復旧電圧
26.0V
52.0V
No.37
再充電開始電圧
27.0V
54.0V
No.05
商用切替電圧
28.0V
56.0V
No.09
最大充電電圧
28.4V
56.8V
▼ 同じ または やや小
No.11
トリクル充電電圧
28.4V
56.8V
上=低電圧(保護側) 下=高電圧(充電側)
例:「No.04 バッテリー切替電圧」が「No.14 低電圧警告電圧」より大きい設定をすると、警告より先に商用切替が起きる矛盾になりエラーになります。本ツールは自動でこの矛盾を検出します。

チェック結果の表示

1. 全体アラートバナー

画面上部に、全ユニットを通じた総合的なチェック結果が表示されます。

  • 緑色:すべてのユニットで問題なし
  • 黄色:警告あり(動作はするが注意が必要)
  • 赤色:エラーあり(設定に矛盾がある可能性)

2. ユニットタブのバッジ

各ユニットタブの右側に、エラーまたは警告の件数がバッジで表示されます。

3. ユニット内のバリデーションサマリー

各ユニットの設定画面内にも、そのユニットで検出された問題のリストが表示されます。

4. パラメーターカード個別の表示

問題のあるパラメーターのカードは枠線の色が変わります(赤=エラー、黄=警告)。カード内にもエラーメッセージが表示されます。

5. 電圧チェーン図

バッテリー設定カテゴリの上部に、電圧チェーンの現在値がビジュアル表示されます。正常な値は緑、矛盾がある値は赤で表示されます。

エラーが表示されたら、まずエラーメッセージを読んでどのパラメーターに問題があるかを確認してください。電圧チェーン図を見ると、大小関係のどこが逆転しているかが一目でわかります。

18使いこなしのコツ

初めて使うときのおすすめ手順(タイムライン)

🏆 ゼロから始めるパラメーター設定 — 7ステップ
1
機種を選ぶ
画面右上の「機種」セレクターで、お使いの実機と同じ機種を選びます(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP)。テーマ色が機種に応じて切り替わります。
2
地域・AC電圧を設定
機種スペックバー下の「地域・AC基本設定」で、東日本(50Hz)/西日本(60Hz)と AC電圧(100V/105V/110V/120V)を選びます。
3
バッテリータイプを最初に選ぶ
No.08「バッテリータイプ」を選択すると、関連する電圧パラメーターが自動的にメーカー推奨値に設定されます。最重要ステップ!
4
プリセットを活用する
「おすすめプリセット」から自分の使い方に近いシナリオを選んで適用。出力モード・充電モード・電圧値がまとめて設定されます。
5
微調整を行う
プリセットを適用した後、個別設定画面で自分の環境に合わせて微調整。バリデーション結果(赤・黄バッジ)を確認しながら調整します。
6
バックアップを取る
設定が完了したら、ヘッダーの「JSON出力」を必ずクリック。バックアップファイルを大切に保管してください。
7
インバーター本体に反映する
ツールで決めた設定値をメモまたは印刷し、インバーター本体の液晶パネルから一つずつ設定。詳しい操作は下の「インバーター本体への設定反映手順」をご覧ください。

設定変更時のおすすめフロー

機種を選択
現在の設定を
JSON出力で保存
ツールで
設定値を変更
バリデーション
結果を確認
インバーター本体に
パラメーターを反映
動作を確認

インバーター本体への設定反映手順

ツールで設定した値をインバーター本体に反映する手順です(3機種共通の操作)。

  1. ツールの画面を見ながら、変更するパラメーターの番号と値をメモまたは印刷します。
  2. インバーター本体の SET ボタンを押して設定メニューに入ります(画面に「00」が点滅)。
  3. UP / DOWN ボタンでパラメーター番号を選びます。
  4. ENT ボタンで編集モードに入ります(値が点滅)。
  5. UP / DOWN ボタンで値を調整し、ENT で確定します。
  6. 全パラメーターの変更が終わったら、「00」に戻って SET または ENT で終了します。
CSV出力やブラウザの印刷機能を使って設定一覧を紙に印刷し、インバーター本体の横に置きながら設定すると効率的です。

機種別のチェックポイント

機種特に注意すべきポイント
HSI3000U PV入力の最大電圧は 108V。直列で組む場合は パネル電圧×直列枚数 ≦ 108V を守ってください。バッテリーは24V系のみ対応します。
HSI5000U PV入力は最大 450V。高電圧PVが扱える反面、配線時の感電リスクに注意してください。バッテリーは48V系のみです。
SPI-10K-UP 大電流機種です。AC充電は最大 120A、PV充電は最大 200A まで設定可能。配線径と保護機器(ブレーカー・ヒューズ)の容量を必ず確認してください。設置工事は専門業者への依頼が必須です。
⚠ 自己責任にてご自由にお使いください
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19よくある質問(FAQ)

このツールはインターネット接続が必要ですか?
いいえ、必要ありません。HTMLファイル1つで完結するオフラインツールです。インターネットに接続しなくてもすべての機能が使えます。
3機種すべてに対応していますか?
はい、対応しています。HSI3000U(3kW-24V)HSI5000U(5kW-48V)SPI-10K-UP(10kW-48V) の3機種が、画面右上の「機種」セレクターで自由に切り替えられます。各機種ごとにテーマ色・パラメーター範囲・取扱説明書が自動で切り替わります。
機種を切り替えると今の設定が消えますか?
いいえ、消えません。本ツールは機種ごとに別々の保存領域を持っています。機種を切り替えても他の機種のデータは保持され、再び元の機種に戻せばそのままの状態が維持されます。
ツールからインバーター本体の設定を直接変更できますか?
いいえ、このツールはインバーター本体と通信する機能はありません。設定値の「計画・記録・管理」を行うツールです。実際のパラメーター変更は、インバーター本体の液晶パネルから手動で行ってください。
設定データはどこに保存されますか?
ブラウザの「ローカルストレージ」という領域に保存されます。同じブラウザで同じファイルを開けば、前回の設定が自動で復元されます。ただし、ブラウザのデータ削除を行うと消えるため、大切な設定は JSON出力でバックアップしてください。
別のパソコンやスマホにデータを移行するには?
JSON出力でバックアップファイルをダウンロードし、そのファイルを移行先のパソコンやスマホに送ります。移行先でツールを開き、JSON読込でファイルを読み込めば設定が復元されます。
バリデーションでエラーが出ましたが、大丈夫ですか?
エラーは設定値間の矛盾(主に電圧チェーンの大小関係違反)を示しています。エラーのまま本体に設定すると、意図しない動作をする可能性があるため、エラーを解消してから設定を反映することを強くおすすめします。エラーメッセージにどこが問題か記載されているので、その指示に従って修正してください。
バッテリータイプを変更したら、他の値も変わってしまいました。
これは正常な動作です。バッテリータイプ(No.08)を変更すると、関連する電圧パラメーターがそのバッテリータイプのメーカー推奨値に自動設定されます。これにより、誤った電圧設定でバッテリーを損傷するリスクを防いでいます。自動設定後、必要に応じて個別に微調整してください。
機種に間違いがあるかどうかを確認するには?
画面ヘッダー直下の「機種スペック情報バー」を確認してください。電圧バッジ(24V/48V)kWタグ(3kW/5kW/10kW) が表示されており、お手元のインバーター本体に記載された型番と一致しているかを確認できます。違う場合は機種セレクターで正しい機種を選んでください。
おすすめプリセットはどれを選べばいいですか?
  • 太陽光パネルで自家消費したい → 「太陽光最大活用」
  • 太陽光+商用電源で安定して使いたい → 「ハイブリッド安定運用」
  • 蓄電池切れで電源が落ちるのが怖い → 「商用切替安全重視」
  • 商用電源なしで完全独立したい → 「オフグリッド運用」
  • 普段は商用電源で、停電時だけ切り替えたい → 「UPS/バックアップ」
  • 電気代の高い時間帯に蓄電池を使いたい → 「ピークシフト(電気代節約)」
プリセットを適用した後、一部だけ変更できますか?
はい、できます。プリセットを適用した後、「個別設定」ビューに戻れば、すべてのパラメーターを自由に変更できます。プリセットはあくまで初期設定の補助です。
最大10台まで管理できるとのことですが、実際に10台持っていなくても使えますか?
はい、もちろん使えます。1台だけの管理でも問題ありません。複数台は必要に応じて「+」ボタンで追加できます。例えば、同じインバーターの「現在の設定」と「変更予定の設定」を別ユニットとして登録し、比較表で差分を確認するといった使い方もできます。
印刷がうまくいきません。
印刷したいビュー(画面)を表示した状態で印刷ボタンを押してください。ブラウザの印刷設定で「背景のグラフィック」をオンにすると、色付きのデザインも印刷されます。また、「PDFとして保存」を選ぶと PDFファイルとして保存できます。
使い方がわからないときに連絡先はありますか?
本ツールは制作者が個人的に公開している補助ツールであり、サポート窓口はございません。使用に関するご質問・トラブルにつきましてはご対応できかねますことをご了承ください。インバーター本体に関する公式サポートは、お買い求めのメーカー・販売店にお問い合わせください。

🚀今後の開発計画 — AI連携による運用アシスト

本ツールは現在「記録・管理・計画」のための補助ツールですが、次のステップとして AIとの連携による「最適運用アシストシステム」 の開発を準備中です。

蓄電池の充電残量気象条件(日射量・天気予報)電気使用パターン(時間帯別の消費電力)を学習・ログ化し、それらのデータを元に「いつ充電すべきか」「どのモードで運用すべきか」をAIが提案する仕組みを目指しています。

🧠 AI連携運用アシストシステム(開発準備中)
🔋 充電残量 SOC ログ
🌤 気象条件 日射・天気予報
📊 使用パターン 時間帯別消費
🧠 AI
学習エンジン パターン解析
💬 運用提案 最適モード
異常検知 予兆アラート
📈 運用レポート 学習データ蓄積
充電残量・気象・使用パターンを学習 → AI が最適運用をアシスト

開発予定の主な機能

機能概要
🔋 充電残量の自動ログ化 バッテリーSOCを定期取得し、時間軸でグラフ化。減り方の異常を可視化
🌤 気象条件連動 地域の天気予報・日射量予測を取り込み、翌日の発電量を推定
📊 使用パターン学習 時間帯別の電力消費を学習。曜日・季節ごとのクセを把握
🧠 AI運用提案 「明日は雨予報、今夜は商用充電に切替推奨」などの提案を自動表示
⚠ 予兆アラート 過放電・過充電になる前にスマホへ通知。バッテリー寿命を守る
📈 運用レポート 月次・年次で運用効率・節約効果を自動レポート化
🔄 AI学習サイクル
💾
データ収集
🧠
パターン学習
💬
運用提案
📊
運用結果
記録
🔄
モデル更新
使うほど精度が上がり、その家庭・現場ごとに最適化されていきます

さらに先のビジョン — 電気だけでなく「暮らし全体」を支える

本ツールが目指す最終形は、電気の管理だけにとどまりません。水の管理・排水の制御・作物の生育モニタリングなど、多くのIoTデバイスと連携し、暮らしのあらゆる側面を統合的に支援する仕組みを構想しています。電気・水・食料といった生活基盤そのものをAIとIoTで支え、人々の豊かな生活を下支えするプラットフォームに育てていきたいと考えています。

🌍 IoT統合プラットフォーム構想図
電気 インバーター・蓄電池・PV
💦給水・水位・水質
🚰 排水 浄化槽・排水ポンプ
🌱 作物 温湿度・土壌・成長記録
🏭 住環境 室温・換気・照明
🛡 防災・防犯 センサー・通報
🧠 統合AIプラットフォーム 複数のIoTデータを横断的に学習し最適運用を提案
🎉 人々の豊かで持続可能な暮らしをトータルに支援
電気・水・食・住・安全 — 暮らしの基盤を統合管理
電気管理を起点に、水・排水・作物・住環境・防災まで連携する暮らしのIoTハブへ

連携を想定しているIoTデバイス・領域

領域取得・制御するデータ例期待される効果
⚡ 電気 充電残量 / PV発電量 / 消費電力 / モード切替 最適運用 / 電気代削減 / バッテリー寿命延長
💦 水(給水) タンク水位 / 流量 / 水質 / 漏水検知 渇水回避 / 漏水早期発見 / ポンプ自動制御
🚰 排水 浄化槽水位 / 排水ポンプ稼働 / 詰まり検知 溢水トラブル防止 / メンテ時期予測
🌱 作物・農業 土壌水分 / 温湿度 / 日照量 / 生育画像 自動潅水 / 収量最大化 / 病害早期発見
🏭 住環境 室温 / CO₂ / 換気 / 照明 / 戸締り 快適性向上 / 省エネ / 高齢者見守り
🛡 防災・防犯 地震 / 火災 / 不審者 / 停電検知 異常時の自動通報 / 緊急時電源確保
電気の安定運用ができてはじめて、水ポンプ・センサー・通信機器など他のIoTデバイスも安心して動かせます。「電力管理」を盤石にすることが、すべてのIoT連携の出発点になります。本ツールは、その第一歩として位置づけています。
本機能は現在「準備中」です。
実装にはインバーターや各種IoTデバイスからのデータ取得方法(センサー・通信プロトコルなど)の検討、AI学習モデルの構築、長期運用テストなど、多くの工程が必要となります。リリース時期は未定ですが、本ツールと同様、少しでも多くの方の運用が安定し、暮らしが豊かになるよう少しずつ形にしていきます。
現在の本ツール(パラメーター管理)も、AI連携運用アシストの重要な土台となります。今のうちから設定を整え、JSON出力で履歴を残しておくことが、将来の運用最適化につながります。

まとめ — 対応3機種と本ツールについて

本ガイドでは、LVYUAN ハイブリッドインバーター対応の パラメーター管理ツール の使い方を解説しました。本ツールは下記の3機種すべてに対応し、画面右上の機種セレクターから自由に切り替えてご利用いただけます。

HSI3000U
3kW · DC 24V
小〜中規模システム向け
  • AC定格 2,400W〜3,000W
  • PV入力 1,400W(30〜108V)
  • 充電 合計100A
HSI5000U
5kW · DC 48V
家庭向け主力モデル
  • AC定格 4,200W〜5,000W
  • PV入力 5,000W(60〜450V)
  • 充電 合計200A
SPI-10K-UP
10kW · DC 48V
大容量・業務用クラス
  • AC定格 8,400W〜10,000W
  • PV入力 5,500W(120〜500V)
  • 充電 合計200A

本ガイドで紹介した内容

  • 3機種(HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP)の仕様と選び方
  • ツールの入手方法・端末への保存方法(Windows / Mac / Android / iOS)
  • 機種の切り替え方と画面構成の見かた
  • パラメーター個別設定・複数台管理・比較表の使い方
  • 取扱説明書・トラブル診断・おすすめプリセットの活用
  • JSON / CSV / Markdown 出力によるデータバックアップ
  • バリデーション(電圧チェーン)による設定ミスの自動検出

ご利用にあたっての要点

  • 本ツールは 完全オフラインで動作 します(インターネット接続不要)
  • 保存データは お使いの端末のブラウザ内(ローカルストレージ)にのみ保存 されます
  • サーバー・クラウドへのデータ送信は一切ありません
  • 大切な設定は必ず JSON出力 でバックアップを取ってください
  • 本ツールは補助ツールであり、インバーター本体への設定反映は手動で行います
  • 元の取扱説明書は LVYUAN(リョクエン)公式サイト から検索のうえご参照ください

今後の展望

本ツールはあくまで「現在の運用を安定させる」ためのスタート地点です。次のステップとして、充電残量・気象条件・電気使用パターンを学習し、AIが最適運用をアシストする仕組みを開発準備中です。さらに先には、電気だけでなく 水・排水・作物・住環境・防災 など多くのIoTデバイスと連携し、暮らしのあらゆる側面を統合的に支援する 生活基盤プラットフォーム を目指します。詳細は 「今後の開発計画」 をご覧ください。

免責事項
本ツールは LVYUAN ハイブリッドインバーター対応3機種
HSI3000U(3kW-24V) / HSI5000U(5kW-48V) / SPI-10K-UP(10kW-48V))の
パラメーター設定を支援する補助ツールです。
本ツールの使用により生じたいかなる損害についても、制作者は一切の責任を負いかねます。
すべてのご利用は自己責任でお願いいたします。
保存データは各端末のブラウザ内にのみ保存されます。
大切な設定は JSON出力で必ずバックアップを取ってください。

⚠ 自己責任にてご自由にお使いください
LVYUAN ハイブリッドインバーター パラメーター管理ツール
3機種対応 · 会員登録不要 · 広告なし
完全オフライン動作 · 保存データはお使いの端末にローカル保存
HSI3000U / HSI5000U / SPI-10K-UP
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※ 本ツールは補助ツールです。ご使用の結果について制作者は一切の責任を負いません。
すべてご自身の判断と責任のもとでご利用ください。