売る? 貯める? 車に使う?
どれが一番お得か徹底比較
8件の施工経験者が現場目線で解説
▶ この記事の内容を動画で解説(約12分)
女性ナレーション付き|図解・表・グラフでわかりやすく解説
- 太陽光パネル
- 屋根に載せて太陽の光で電気をつくる板。
- kW(キロワット)
- パネルの大きさ。4kW = パネル約12〜16枚分。
- kWh(キロワットアワー)
- 電気の量。1kWh = ドライヤー約1時間分。
- FIT
- 国が決めた値段で電気を買い取る制度。10年間続く。
- 卒FIT
- FITの10年が終わること。買取価格がガクンと下がる。
- 蓄電池
- 電気を貯めておける大きなバッテリー。
- 自家消費
- つくった電気を売らずに自分で使うこと。
- DIY
- 自分で工事すること。安いけど資格と経験が必要。
- V2H
- 電気自動車の電池から家に電気を送る仕組み。
- LFP
- リン酸鉄リチウム電池。安全で長寿命。今の主流。
太陽光パネル:4.0kW(年間発電 約4,400kWh)|電気代:30円/kWh
FIT(2026年新制度):最初4年24円 → 残り6年8.3円|卒FIT後:7円/kWh
補助金:考えない
出典:経産省 調達価格等算定委員会(2025年3月)/東電・関電・中電 各社公式サイト
この記事でわかること
1. 太陽光の電気の使い方は3つある
【結論】太陽光の電気は「売る」より「自分で使う」方がお得になってきた。
【理由】売電価格がどんどん下がって7〜8円になった一方、電気代は30円以上もするから。
【たとえば】1kWhの電気を売ると7円。でも自分で使えば30円分の電気を買わなくて済む。同じ電気なのに4倍以上の差。
【だから】蓄電池やEVで「自分で使う」のがこれからの正解。
A. 売る ― 電力会社に売電
24→8.3→7円
一番シンプル。蓄電池がいらない。でも売る値段がどんどん下がっている。
B. 貯めて使う ― 蓄電池で自家消費
30円の節約!
7円で売る代わりに、30円の電気を買わなくて済む。「安く売るな、高い電気を買うな」の戦略。
C. 車に使う ― EV+V2H
EVのバッテリーは40〜80kWh(家庭用蓄電池の4〜8倍!)。家の電気もガソリン代もカットできる最強パターン。
1kWhの価値 ― 売ると使うでこんなに違う
2. FIT売電はもう稼げない?
【結論】FITの売電価格は14年間で42円→約15円と1/3に下がった。もう「売って稼ぐ」時代は終わった。
【理由】太陽光が普及しすぎて、国が買取価格を毎年引き下げているから。
【しかも】2025年10月からの新制度では、最初の4年は24円だけど5年目で一気に8.3円に下がる。
【つまり】5年目からは「売っても全然お金にならない」。蓄電池を入れるなら5年目が転換点。
| 年度 | FIT売電価格 | 卒FIT後 |
|---|---|---|
| 2012年 | 42円 | 8〜11円 |
| 2015年 | 33円 | 8〜10円 |
| 2018年 | 26円 | 8〜9円 |
| 2020年 | 21円 | 7〜9円 |
| 2024年 | 16円 | 7〜8円 |
| 2025年下期〜 | 24円(4年)→8.3円(6年) | 7円〜 |
卒FIT後の買取価格(大手電力会社)
| 電力会社 | 買取価格 |
|---|---|
| 東京電力 | 8.50円 |
| 関西電力 | 8.00円 |
| 中部電力 | 7.00円 |
出典:資源エネルギー庁 FIT・FIP買取価格一覧 / 各電力会社公式サイト(2025年時点)
3. 蓄電池の値段 ― ネットなら10kWhが20万円以下
【結論】蓄電池の価格はここ数年で激安になった。10kWhクラスのLFPバッテリーがネット通販で20万円以下で買える。
【理由】中国のLFP電池メーカーが大量生産し、価格競争が進んだから。
【たとえば】DIYならバッテリー18万+インバーター10万+配線5万=合計約33万円。業者に頼むと同じ10kWhで約85万円。
【つまり】DIYなら業者の約4割の費用で組める。この差が投資回収のスピードを大きく左右する。
蓄電池のネット購入価格と、DIY/業者の総コスト
| 蓄電池 | ネット購入 (バッテリー本体) | DIY 総コスト 本体+インバーター+配線 | 業者施工 全部コミコミ |
|---|---|---|---|
| 10kWh | 約18万円 | 約33万円 | 約85万円 |
| 15kWh | 約27万円 | 約42万円 | 約120万円 |
| 25kWh | 約40万円 | 約55万円 | 約180万円 |
| 30kWh | 約48万円 | 約63万円 | 約210万円 |
※DIY総コスト = バッテリー本体+ハイブリッドインバーター(約10万円)+BMS・配線材・ブレーカーなど(約5万円)の合計。
予算別のおすすめプラン
💰 予算 0円 ― 売電だけ(パネルが既にある人)
蓄電池なし。FIT期間は売電で稼ぎ、蓄電池がもっと安くなるのを待つ作戦。20年で約146万円の利益。リスクゼロ。
💰 予算 約33万円 ― 10kWh DIY【コスパ最強】
ネットでバッテリーを買って自分で設置。4kWパネルに一番合うサイズ。約10年で投資回収、20年で約148万円の利益。ただし電気工事士の資格と実務経験が必須。
💰 予算 約85万円 ― 10kWh 業者施工【安心重視】
プロが設計・施工・申請まで全部やってくれる。メーカー保証10〜15年。回収は約15〜17年と遅いけど、故障しても保証内なら無料修理。
💰 予算 約42〜70万円 ― 15〜25kWh DIY / EV+V2H
大容量を狙うか、EV+V2Hにするか。EVならガソリン代も含めて20年で300万円以上の効果。
パネル4kWの設置費 = 約88万円(1kWあたり約22万円)。上の蓄電池予算にプラスして考えよう。
4. DIY vs 業者 ― メリット・デメリット
【結論】DIYは安くて回収が早い。業者は高いけど安心。どちらにも「良いところ」と「怖いところ」がある。
【理由】DIYは工事費がかからないけど、間違えると火事になる危険がある。業者は保証がつくけど、その分コストが高い。
【たとえば】同じ10kWhでもDIY33万円 vs 業者85万円。差額の52万円は「安心代」と「工事のプロの技術料」。
【つまり】自分の「技術レベル」と「何を重視するか」で選ぶのが正解。
🔧 DIY(自分で組む)
良いところ
- 費用が業者の約4割(10kWhで約33万円)
- 回収が早い
- 仕組みがわかるから自分で修理できる
- 好きな部品を自由に選べる
怖いところ
- 電気工事士の資格がないと違法
- 経験不足だと火災・感電の危険
- メーカー保証がつかない
- 申請も自分でやる手間
- 隠れ追加コスト(工具等で+5〜10万円)
👷 業者(プロに任せる)
良いところ
- 資格も経験もいらない
- メーカー保証10〜15年つき
- 施工品質が安定、火災リスクが低い
- 申請も全部やってくれる
- 火災保険の問題もクリア
怖いところ
- 費用がDIYの2.5倍(10kWhで約85万円)
- 回収に時間がかかる
- 保証切れ後の修理はDIYの3〜5倍
- 悪徳業者に注意が必要
蓄電池の工事には電気工事士の資格が法律で必要(電気工事士法 第3条)。
無資格で工事すると → 3ヶ月以下の懲役 or 3万円以下の罰金。
資格があっても高圧DC配線の経験がないと → 感電・火災・爆発の危険。
8件施工して見えた最大の違いは「トラブル時に自分で直せるかどうか」。DIYの人は自分で原因を見つけて修理できる。業者施工の人は保証内なら電話一本で無料修理。でも保証が切れた瞬間、修理見積30〜40万円が来る。
他の人のDIY品を見ると多いミスは「圧着不良」「接地なし」「BMS未設定」の3つ。全部火事に直結する。YouTubeだけ見てやるのは本当に危ない。
5. 蓄電池の大きさ別 ― 電気をどれだけ自分で使える?
【結論】4kWパネルに一番合うのは10kWhの蓄電池。
【理由】1日の発電量は約12kWh。昼間に直接使う分を引いた「余り」は約8kWh。10kWhの蓄電池ならちょうど1日分を吸収できる。
【具体的には】蓄電池なしだと電気の30%しか自分で使えない。10kWhなら68%、15kWhなら78%まで上がる。
【まとめ】25kWh以上はEVと一緒に使わないと容量がムダになる。
| 蓄電池 | 自分で使える割合 | 自分で使う量 | 売る量 | 4kWとの相性 |
|---|---|---|---|---|
| なし | 30% | 1,320kWh | 3,080kWh | 基準 |
| 10kWh | 68% | 2,992kWh | 1,408kWh | ベスト! |
| 15kWh | 78% | 3,432kWh | 968kWh | 良い |
| 25kWh | 88% | 3,872kWh | 528kWh | 大きすぎ |
| 30kWh | 92% | 4,048kWh | 352kWh | 持て余す |
「大きい方がいいでしょ」と25kWh以上を入れた人が2件あった。でも4kWパネルだと冬に満充電にならない日が続出して50〜70%くらいしか使えなかった。4kWに合わせるなら10〜15kWhが正解。
6. 毎年いくらお得になる?
【結論】最初の4年は蓄電池の有無でほとんど差がない。5年目からは毎年3〜5万円の差がつく。
【理由】FITが24円のうちは売電してもそこそこ稼げる。でも5年目に8.3円に下がると、自分で使った方が圧倒的に得になるから。
【数字で見ると】蓄電池なしだと5年目以降は年6.5万円。10kWhなら年10.1万円。毎年3.6万円の差。
【つまり】5年目以降の差が20年間で積み上がって、大きな金額になる。
第1期(1〜4年目)FIT 24円で売電
| パターン | 電気代の節約 | 売電収入 | 年間合計 |
|---|---|---|---|
| なし | 39,600円 | 73,920円 | 113,520円 |
| 10kWh | 89,760円 | 33,792円 | 123,552円 |
| 15kWh | 102,960円 | 23,232円 | 126,192円 |
第2期(5〜10年目)FIT 8.3円に急落
| パターン | 電気代の節約 | 売電収入 | 年間合計 | なしとの差 |
|---|---|---|---|---|
| なし | 39,600円 | 25,564円 | 65,164円 | ― |
| 10kWh | 89,760円 | 11,686円 | 101,446円 | +36,282円 |
| 15kWh | 102,960円 | 8,034円 | 110,994円 | +45,830円 |
第3期(11年目〜)卒FIT 7円
| パターン | 電気代の節約 | 売電収入 | 年間合計 | なしとの差 |
|---|---|---|---|---|
| なし | 39,600円 | 21,560円 | 61,160円 | ― |
| 10kWh | 89,760円 | 9,856円 | 99,616円 | +38,456円 |
| 15kWh | 102,960円 | 6,776円 | 109,736円 | +48,576円 |
出典:経産省 調達価格等算定委員会 第102回配布資料(2025年3月21日)
7. 20年間のトータル損益
【結論】ネット価格の蓄電池でDIYすれば、20年間で売電のみとほぼ同等〜やや上。さらに停電対策のおまけつき。
【理由】10kWhのDIY費用が33万円まで下がったことで、投資回収のハードルが大幅に下がったから。
【具体的に】10kWh DIYの20年純利益は約148万円。売電のみは146万円。わずかだが蓄電池が逆転。
【ただし】業者施工だと投資が大きいため、売電のみには勝てない。DIYかどうかで結果が真逆になる。
20年間の累計メリット(発電による節約+売電収入)
| パターン | 1〜4年 | 5〜10年 | 11〜20年 | 20年合計 | 劣化5% 補正後 |
|---|---|---|---|---|---|
| なし | 454,080 | 390,984 | 611,600 | 1,456,664円 | 1,456,664円 |
| 10kWh | 494,208 | 608,676 | 996,160 | 2,099,044円 | 2,006,896円 |
| 15kWh | 504,768 | 665,964 | 1,097,360 | 2,268,092円 | 2,167,620円 |
| 25kWh | 515,328 | 723,252 | 1,198,560 | 2,437,140円 | 2,328,184円 |
| 30kWh | 519,552 | 746,172 | 1,239,040 | 2,504,764円 | 2,392,324円 |
※蓄電池は毎年少しずつ容量が減る(年0.5〜0.7%)。20年で約5〜15%減。ここでは5%減で補正。
蓄電池代+修理代を引いた「手元に残るお金」
| パターン | 20年メリット | DIY投資 +修理代 | DIY 純利益 | 業者投資 +修理代 | 業者 純利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| なし | 1,456,664円 | 0円 | 1,456,664円 | 0円 | 1,456,664円 |
| 10kWh | 2,006,896円 | 53万円 | 1,476,896円 | 105万円 | 956,896円 |
| 15kWh | 2,167,620円 | 62万円 | 1,547,620円 | 140万円 | 767,620円 |
| 25kWh | 2,328,184円 | 75万円 | 1,578,184円 | 200万円 | 328,184円 |
| 30kWh | 2,392,324円 | 83万円 | 1,562,324円 | 230万円 | 92,324円 |
※修理代 = 10年目にパワコン交換20万円を計上。DIY投資 = 蓄電池DIY総コスト+パワコン交換。
DIY ― 20年純利益の比較
業者施工 ― 20年純利益の比較
・DIYなら10〜25kWhのすべてで売電のみを超えた! しかも停電対策のおまけつき。
・業者施工でも赤字にはならないが、売電のみの方がまだ利益は大きい。
・DIYか業者かで結果が真逆になる。ここが最大の判断ポイント。
8. 壊れるリスクと「安定運用」の重要性
【結論】蓄電池が得か損かの最終結果は、「何年間トラブルなく動くか」で決まる。
【理由】故障のたびに修理代がかかり、止まっている間は電気代の節約もできないから。
【たとえば】10kWh DIYで故障ゼロなら20年で156万円。故障が3回起きると89万円。差は67万円!
【つまり】「いかに安く買うか」より「いかに壊れないか」の方がお金への影響が大きい。
何が壊れる? いくらかかる?
| 壊れる部分 | 20年で壊れる確率 | 修理費 | 止まる期間 |
|---|---|---|---|
| パワコン(電力変換器) | 70〜80% | 15〜30万円 | 1〜4週間 |
| BMS(電池の管理装置) | 20〜30% | 5〜15万円 | 数日〜2週間 |
| 電池セル(容量低下) | 10〜15% | 容量次第 | 1〜2週間 |
| ファン・表示パネル | 30〜40% | 1〜5万円 | すぐ直る |
20年間でパワコン交換はほぼ確実に1回は必要(費用15〜30万円)。逆に、LFP電池セルは思った以上に丈夫で、15年以上もつことが多い。
故障パターン別の損益(10kWh DIYの場合)
| パターン | 何が起きる? | 20年の純利益 | vs 売電のみ |
|---|---|---|---|
| ラッキー 故障ゼロ |
20年間故障なし、劣化3% | 1,556,000円 | +約10万円 |
| 普通 パワコン1回交換 |
10年目にパワコン交換、劣化5% | 1,476,896円 | +約2万円 |
| アンラッキー 故障3回 |
BMS+パワコン+セル交換 | 890,000円 | -約57万円 |
ラッキーとアンラッキーの差は約67万円。「安く買うか」より「安定して動かすか」の方がお金への影響ははるかに大きい。
安定運用のコツ:①インバーターの品質にはケチらない ②直射日光を避ける ③10〜90%の範囲で使う ④年1回は目で点検 ⑤BMSでセル電圧を常に監視
・パワコン故障:1件(7年目。安いインバーターの基板が壊れた → 交換12万円)
・BMS通信エラー:1件(4年目。ソフト更新で直った → 0円)
・電池セル異常:0件(LFP採用の4件とも問題なし)
初期投資を5万円ケチったせいで、修理に12万円。これが現実。DIYで安く組みたいなら「セルはケチってOK(中国LFPで十分)、インバーターとBMSはケチるな」が鉄則。
電気代が上がったら?
【結論】電気代が35円を超えると、蓄電池DIYが確実に売電を上回る。
【理由】自家消費の節約額が大きくなるから。30円なら1kWh使って30円の節約だけど、40円なら40円の節約。
【今の現実】全国平均は既に34〜37円。東電の第3段階は40円超。
【だから】将来の電気代を考えれば、蓄電池は「今の計算よりもっとお得」になる可能性が高い。
| 電気代 | 売電のみ | 10kWh DIY | 差 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 25円 | 1,289,000円 | 1,172,000円 | -11.7万 | 売電が得 |
| 30円 | 1,457,000円 | 1,477,000円 | +2.0万 | ほぼ同じ |
| 35円 | 1,625,000円 | 1,782,000円 | +15.7万 | 蓄電が得! |
| 40円 | 1,793,000円 | 2,087,000円 | +29.4万 | 蓄電圧勝 |
出典:東京電力EP 従量電灯B料金単価表 / 資源エネルギー庁 再エネ賦課金(2025年度 3.98円/kWh)
9. EV(電気自動車)を加えると?
【結論】蓄電池だけより、EVを組み合わせた方が経済効果はケタ違いに大きい。
【理由】「ガソリン代」という年間11万円以上の出費をカットできるから。
【数字で見ると】EV+V2Hなら20年で316万円の効果(蓄電池のみの133万円の2倍以上)。
【ただし】フルサイズEV本体は300〜500万円。予算が厳しいならEVミニカー+ハイブリッドの二刀流がおすすめ。
ガソリン代の削減効果
| ガソリン車 | EV+太陽光充電 | 年間の差 | |
|---|---|---|---|
| 年間の燃料代 | 113,333円 | 26,000円 | 87,333円の節約! |
全パターン比較(20年間 DIY)
| パターン | 電力メリット | ガソリン節約 | 投資 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 売電のみ | 1,457,000円 | ― | 0円 | 1,457,000円 |
| 10kWh蓄電 | 2,007,000円 | ― | 53万円 | 1,477,000円 |
| EV+V2H | 2,117,000円 | 1,747,000円 | 70万円 | 3,164,000円 |
EVミニカー+ハイブリッド車の「二刀流」
【結論】通勤はEVミニカー、遠出はハイブリッド車の二刀流がコスパ最強。
【理由】フルサイズEVは300〜500万円と高い。ミニカーなら50〜150万円で、太陽光4kWで十分充電できる。
【コスト比較】二刀流の年間走行コストは約3.1万円。ガソリン車だけなら約11.3万円。年間8.2万円の差。
【しかも】V2H機器(50〜90万円)がいらないから、初期投資も大幅に安い。
| 用途 | 車 | 年間距離 | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| 通勤・買い物 | EVミニカー | 6,000km | 3,600円 |
| 遠出 | ハイブリッド車 | 4,000km | 27,200円 |
| 二刀流 合計 | 10,000km | 30,800円 | |
| ガソリン車だけ | 10,000km | 113,333円 | |
V2Hは「EVが昼間に家にあるかどうか」がすべて。毎日通勤でEVを使って昼間いないとメリット半減。その場合は据え置き蓄電池10kWh+EVの組み合わせが安定する。
EVミニカーを使ってる人が3件いるけど、100Vコンセントで充電できるから工事費ゼロ。2台目の車がある家庭には超おすすめ。
10. あなたの条件でシミュレーション
下の条件を選んで「計算する」ボタンを押すと、あなたの場合の投資回収年数と20年間の損益がわかる。
あなたの条件を選ぼう
11. 最終結論 ― あなたに合った戦略は?
【結論】DIYなら蓄電池が売電を上回る時代がついに来た。業者施工なら「安心料」として割り切る。
【理由】ネットで10kWhが20万円以下で買えるようになり、DIY総コスト33万円なら20年で十分回収できるから。
【ベストは】EV+V2H(20年で316万円)。次点は10〜15kWh DIY(148〜155万円)。売電のみでも146万円で悪くない。
【最終アドバイス】急いで高額な業者施工をする必要はない。蓄電池は毎年安くなっている。
おすすめ早見表
| あなたの状況 | おすすめ | 予算 | 20年純利益 | 回収目安 |
|---|---|---|---|---|
| 資格なし・予算なし | 売電のみ | 0円 | 約146万円 | ― |
| 電気工事士あり コスパ重視 | 10kWh DIY | 約33万円 | 約148万円 | 約10年 |
| 電気工事士あり ゆとりあり | 15kWh DIY | 約42万円 | 約155万円 | 約10年 |
| 資格なし 安心重視 | 10kWh 業者 | 約85万円 | 約96万円 | 約15〜17年 |
| EV導入予定 | EV+V2H | 約70万円 +EV本体 | 約316万円 | 約1年 |
| 予算少なめ 2台目の車あり | 10kWh DIY +EVミニカー二刀流 | 約33万円 +ミニカー | 約298万円 | 約2年 |
DIY vs 業者 ― 判断フローチャート
NO → 業者一択。無資格工事は違法。
NO → 業者を推奨。資格だけでは危険。
YES → DIYが最もお得。約33万円で投資回収も早い。
NO → 業者施工で保証をつけよう。安心料として割り切る。
正直に言うと、バッテリーが20万円以下で買えるようになった今、DIYなら蓄電池の方が売電よりわずかに得。しかも停電対策のおまけつき。
ただし次の3つのうち2つ以上に当てはまるなら、迷わず蓄電池を入れるべき:
1. 電気代が35円以上に上がると思う(ほぼ確実にそうなる)
2. 停電対策として蓄電池が欲しい(お金で測れない安心感)
3. EVを買う予定がある(V2H併用で効果が劇的に上がる)
逆に、上のどれにも当てはまらないならFIT期間は売電して、卒FIT後に蓄電池を入れる「待ち」が最も賢い。値段は毎年下がっている。焦る必要はない。
第1位:EV + V2H → 20年で316万円(ガソリン代ゼロの破壊力)
第2位:15kWh DIY → 20年で155万円(コスパ最高+停電対策)
第3位:10kWh DIY → 20年で148万円(最小投資でお得)
第4位:売電のみ → 20年で146万円(ノーリスク)
DIY = 安くて回収が早い。でも技術とリスクが必要。
業者 = 高いけど安心。保証内は故障も無料修理。
どちらが正解かは「あなたの経験」と「何を重視するか」で決まる。
もう一度動画でおさらいしませんか?
全11セクションを図解・表・グラフ付きナレーションで約12分にまとめています


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